代表取締役 榛葉恵大

なぜAIスパルタンが生まれたのか

代表取締役 榛葉恵大(Shimba Keidai)

FirstPoint / AI人材育成支援事業

2022年の年末頃に、OpenAI社からChatGPTがリリースされました。初めて生成AIの存在を知り、GPTをダウンロードして「熱海旅行の計画をたてて」と打ち込んでみたのが、私の初めてのプロンプトでした。当時はまだハルシネーションだらけで、存在すらしない飲食店を作り上げて回答をしておりましたが、それでもまるで人間の様に文章を生成してくるAIに非常に驚きを覚えました。

当時、私はグロース市場に上場したばかりの企業で営業部長をしており、60名程度の組織の成果を管理していました。どうやったらリード数が増えるのか、受注率や平均単価が上がるのか。どうしたら営業の属人性がなくなるか、どうしたら人が育つのか。もっと効率的に、もっと自動的に出来ないのか、、、そんなことを常に考えている中で、AIに出会い、大きな可能性を感じ、思い切ってオンラインのAIスクールに入ってみました。

学校の勉強はそれほど好きでもなかった私ですが、AIの勉強と実践だけは時間を忘れて没頭していました。今思えば文系で非エンジニアの私でも、IT人材に変化していく感覚が嬉しかったんだろうと思います。実は「AIを勉強して、こんなことをしたい」という明確な目的があってスクールに入ったかと言われればそうではありません。とにかくAIは今後大きな可能性があると感じて、「AIが出来る様になれば何かいいことがあるかも!」程度の感覚でただ没頭していました。

しかし、その「何かいいこと」は想像以上に早く体感する事が出来たのです。AIで何が出来るかを勉強し始めて1週間程度で、実際に自分の業務のこのポイントに活かせそうだけど、この辺は気を付けなければな、ということの理解が出来てきました。

最初に業務に活用したのは、営業マンであれば誰もが悩んだことのある「お客様の反論に対してどのように返すのか?」というテーマです。当時扱っていた商材では「Web広告だしませんか、HP作りませんか、動画制作しませんか」という、いわゆるWEBマーケティング業界のサービスでした。「他社で間に合っている/費用対効果が不明瞭だ/今はタイミングが悪い」あらゆる反論を聞いてきました。

そういった失注時の最大の反論については全てCRMで管理されていたので、それらの部分だけをGPTに読み込ませて、「どのように返したらよかったのか」ということを延々とGPTと壁打ちをしていました。そうして私が最初にAIで思考を拡張させながら作成したのが、その会社ならではの「反論返し集」でした。

これは想像以上に大きな効果がありました。これまではお客様の反論に対して、それぞれの営業マンが自由形で返しており、これが受注率がばらつく根源的な理由でした。しかし「反論返し集」が出来たことを機に、全営業マンがお客様の反論に対して同じ品質で打ち返せるようになり、受注率のバラつきが消えていったのです。自ずと営業部としての平均受注率も従来より2~3%上昇していきました。毎月300商談程度をこなしておりましたので、3%の変化で10受注ほど増える計算です。そのインパクトは絶大でした。

そんな成功体験を皮切りに、私は営業職の業務フローを丁寧に棚卸をし、AIが組み込めそうな全ての業務に適切な形でAIを組み込んでいきました。全てを書くと夜が明けるので割愛しますが、この時の全ての体験がこの事業を創るきっかけになっていきました。

これまでの経験を踏まえて、企業のAI導入には2つの入り口があります。一つは外注。もう一つは内製です。これは言い換えると、①AIに詳しい人間が、業務を学ぶのか、②業務に詳しい人間が、AIを学ぶのか、という違いとも言えるのです。では、どちらがより良いのでしょうか。

答えは圧倒的に後者です。

私は確かにAIに詳しいですし、AIツールを開発する事も出来ます。実際にこれまでも多々納品をしてきました。しかし、私はあなたの業務を知りません。口頭で聞いて理解は出来ても、その業務のやりがいや喜び、あるいは大変さだったり、憂鬱さというのは体感として分かる訳ではないのです。だから多くの会社ではAIツールを導入したけど、結局社員があまり使っていないという事が平気で起こるのです。

例えば先ほど例に挙げた「反論返し集」を、私ではない組織外の誰かが作成したらどうなっていたでしょうか?到底、現場で使えるレベルのものが出来ていたとは思えません。つまり、AIが分かるだけの人が現場を想像して作ったものは弱く、現場を分かる人がAIを使って作ったものは長く残るということです。

弊社としては、企業様から開発案件を受け、保守費用という名のストック収益を取り続けるのがもっとも儲かります。しかし、それは本質的ではないと判断しています。真にお客様の為になることをやろう。そう思った時に作ったのが、この「AIスパルタン」というサービスです。

私が最初に入ったスクールは素晴らしいスクールで、間違いなく私自身のAI化の第一歩目を切らせてくれました。ただ学習スタイルとしては、動画コンテンツのみで学ぶ形式でしたので、講師に直接質問できる機会が欲しい、質問できる1on1チャットが欲しい、更に言うならば今後どうしていけばいいのかコンサルティングをして欲しい。そのような「もっとこうだったらいいのにな、、」という点はいくつかあったのです。

だからこそ弊社では、そのような受講者側としての「もっとこうだったらいいのにな・・・」をすべて叶えられるプログラムを作りました。動画コンテンツ(1年間見放題)、伴走コンサルティング(隔週1回)、無制限chatサポート(1on1、9時〜19時)、臨時ショートミーティング(緊急時対応)。コースは大きく分けて2つです。AIを「使いこなせる」ようになるLv.1コースと、AIを「作れる」ようになるLv.2コースです。

弊社の社員も2025年春頃に全員「AIを作れる」人材になりました。これは想像していたよりも革命的なことだったのです。「あ、名刺なら写真撮るだけでCRMに自動入力できるようにしときましたよ!」「交流会でそんなに沢山名刺もらったんですか?ワンクリックで全員にメール送れるシステム作りましょうか?」「AIの最新ニュースをキャッチアップしてくれって言われたので、毎週月曜9時に最新AI情報が全員のチャットにスライド形式で届くようにしておきましたよ」どんどん効率化&自動化されていき、会社で「AIが働く」様子を見て直感的にこう思いました。

そう遠くない未来に「週休3日制の社会」になる。

要は5日かけてやっていることを4日でやればいいのです。それに現実味を感じたのです。社員がAIを使いこなし、そしてAIを作れるようになっていくと今まで考えもしなかったようなことすらも現実味を帯びてきます。AIの進化は止まりません。シンギュラリティは目前です。人間より遥かに賢いパートナーが相棒になってくれるのです。その恩恵をあえて受けない、という選択肢を取る意味は無いように思います。

私は一人でも多くの人がAIの恩恵を受け取れるようにしたいと思っています。組織を本気でAI化したいと思う法人様、本気でAI人材になりたいと思う個人様。

本気のあなたを待っています。

よくある質問

AIスパルタンについてよくいただくご質問にお答えします

Q. 文系・AI初心者でも受講できますか?

A. はい、可能です。Lv.1は完全初心者向けのコースで、文系の方でも段階的にスキルを習得できるカリキュラムになっています。プログラミング経験がなくても、実践的な課題を通じて自然にAIスキルが身につきます。

Q. 助成金は本当に使えますか?

A. はい、人材開発支援助成金を活用することで、最大75%の費用補助が可能です。申請手続きのサポートも行っていますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。

Q. 受講期間はどのくらいですか?

A. コースによって異なりますが、Lv.1は3ヶ月、Lv.2は4ヶ月、Lv.3は6ヶ月が標準的な期間です。企業様の状況に応じて柔軟にカスタマイズも可能です。

Q. 実際にどんな成果が出ていますか?

A. 受講企業の平均で、業務効率が40%向上、提案書作成時間が70%削減などの成果が出ています。また、受講後3ヶ月で実運用可能なAIエージェントを完成させた企業様も多数いらっしゃいます。

Q. オンラインで受講できますか?

A. はい、完全オンライン対応です。全国どこからでも受講可能で、Zoom等を使った伴走コンサルティングも実施しています。対面での実施も可能ですので、ご相談ください。

Q. 導入後のサポートはありますか?

A. はい、受講期間中はもちろん、修了後もフォローアップサポートを提供しています。実践テストのフィードバックや、AIエージェント開発の相談など、継続的にサポートいたします。

Q. 少人数でも申し込めますか?

A. はい、1名様から受講可能です。企業規模や受講人数に関わらず、最適なプランをご提案いたします。まずは無料相談でお気軽にご相談ください。

Q. どの業界に対応していますか?

A. 製造業、営業、マーケティング、バックオフィス、医療福祉、コンサルティングなど、幅広い業界に対応しています。各業界の特性に合わせたカリキュラムと事例をご用意しています。

他にご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください

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